正しいフォームを理解する
先日のヴォイスコーチングで、半沢コーチは、「修正力を付けましょう」と言われました。
どんなに緊張していても、いや、緊張しているからこそ、第一声がうまく行かないことがあります。
私の場合、テンションとボリュームのコントロールがうまく行かなかったときです。
「みなさん、おはようござましゅ~~!」
ここで、シューッと声が抜けてしまうのです。
この第一声をミスったら、後はもうぐたぐた・・・では、お客様に大変失礼です。
如何に、早くリカバリー出来るかが大切なのです。
その為に、大切なのは、
どう言うときに抜けるかを知っておくこと。
抜けたときの感覚を知っておくこと。
リカバリー方法を知っておくこと。
なのです。
レッスンでは、自分のテンションを上げたときに、腹筋を締めておかないと、抜けてしまうことを体感しました。
私は、声帯に頼って話すことが習慣付いているのです。
これを、全身で話せるようにならないと、力が無駄に入って、抜けるのです。
また、腹筋を締めていないと、早口になった時に、声が音になっていないようなのです。
ですので、ゆっくり話そうとすると、今度は、テンションが下がり、声の力が抜けてしまうのです。
こういう自分の現状の癖を知り、コースがずれたことに気づくようになると、修正する意識が芽生えてきます。
そもそも、気づかないと、修正出来ませんからね。
つまり、「修正力を付ける」というのは、まずは、正しいフォームを認識する、と言うことが基本なのです。
これって、筋力トレーニングでも同じです。
フォームが崩れると、必要な所にちゃんと負荷がかかりません。
こうなると、何十回やってもトレーニングになりません。
最近、これがようやく解ってきました。
ですので、トレーニングの最中にフォームの修正が出来るようになってきたのです。
コーチングでも同じです。
かつては、ついついアドバイスモードに入ってしまう自分がいました。
しかし、もう一人の自分がそれに気がつくようになってからは、セルフコントロールが効くようになりました。
正しいコーチングステップを理解しておくと、アドバイスモードに入る前に気がつくようになります。
正しいフォーム、正しいプロセス、正しいステップをしっかりと身につけておく。
どんなことでも、これがまずは一番重要なポイントなんです。
そうすると、コースがずれても慌てることなくリカバリーし、成果も出せる、と言うことです。
それが、「修正力」です。
さあて、今日は、週1回の加圧トレーニングの日です。
正しいフォームで、しっかり汗を流して、筋肉を鍛えますよ~
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年08月13日
- 08:01
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