上から目線+自分軸視点にならないように気をつけよう!
先日、ある方のセミナーを聴く機会に恵まれました。
その方は、あるチェーン店運営企業のCS推進部長。
自社の店舗イメージの目指す姿について、極めて高い志と、ビジョンをお持ちです。
とても素敵な方で、一瞬でファンになりました。
そのセミナーで、その方の言葉に、強く共感したのが、
「私、教育と言う言葉が嫌いなんです。」
「教える、育む・・・そんな偉そうな事、私は出来ない。」
「共に育む・・・共育、ならばイイ感じ」
「お客様から意見を吸い上げる。これもイヤ!」
「吸い上げる。なんて、お客様を何か上から見ているような、偉そうな言い方に感じます。」
「お客様を囲い込む、なんて、こんなマーケティング用語も嫌い!」
「お客様は、別に囲い込まれたいとは思っていない。勝手にそんなことしないで!」
「決めるのはお客様なのよ。」
私も、そう言う、なんだか偉そうな言葉、なんだか自分の都合のような言葉が嫌いです。
例えば、
「会議で決まったことを、現場に落とし込む・・・」
これ、完全に上から目線ですよね~
なんだか、無理矢理感が強いのです。
「頑張る」
何で、頑な(かたくな)に張るの?何無理してんの?
「とりあえず・・・」
何となく、行き当たりばったりで何も考えていないように聞こえますよね~
言葉って、言った本人がそこまで考えていなくても、
言葉自体が持つエネルギーが、周りを巻き込んでしまいます。
上手くポジティブ系に変換して解釈出来ればいいですが、
上記のような言葉は大抵が、そのままマイナスエネルギーを発散してしまいます。
こう言う言葉って、
上から目線+自分目線になっています。。
チョット相手を舐めてるような感じです。
自分軸自体は、悪いことではありません。
いつも言っていますが、自分軸は、相手軸へのプロセスです。
しかし、自分軸に、上から目線が加わると、ちょっと様子が違ってきます。
謙虚さが無くなります。
そうそう、
「・・・・ねばならない。」
とか、
「・・・・で、あるべきだ。」
なんて言葉も、凄く違和感を感じます。
言う方の焦りを感じます。
説得力、説明力の無さを感じます。
まず、相手を認め、
まず、相手を受け入れ、
相手がして欲しい事を相手にする、
相手がして欲しくないことは相手にしない。
自分が言いたいことを、自分の気持ちだけで相手にぶつけるんではなく、
それを聞いた相手が、どう感じるかまで考えて、相手に渡す。
これくらい丁寧なコミュニケーションを心がけたいですね。
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年09月10日
- 06:14
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