(目標設定)伴走するサポーターの役割⑦
スタートから、5ヶ月。
ゴールまで、残り1ヶ月です。
ここまで来れば、もうじたばたしても仕方はありません。
今期の評価期間での業績は、もう眼に見えています。
目標が達成できた、もしくは出来そうな状況。
目標には、惜しくも到達出来そうもない状況。
微妙な違いですが、評価、と言う点では大きな違いとなります。
しかし、このようなプロセスと成果を日々明確にしながら、仕事を進めていくと、評価される本人は、既に納得出来ている状態となります。
一次評価者である直属の上司も、細かく把握出来ているので、2次評価者への説明に不安はないでしょう。
更に、一番大きな効果は、「次に繋がる」という効果です。
そう言う意味でも、このようなプロセスで目標をサポートしていくことはとても意味がある、のです。
さて、5ヶ月目のフォローアップ内容は、ひとつです。
先ほども書きましたが、
「次期に繋げる」と言うことです。
今期の目標が達成出来る人、達成できそうもない人、
いずれの場合も、仕事は、まだまだ先まで続きます。
たった半年で仕事が終わるわけではありません。
次の半年を更にペースアップして、今度はさらり高い成果を目指すことが、より成長に繋がるのです。
その為には、「5ヶ月目に次期の目標を決め、戦略・戦術・スケジュールを決めておく」ことが大切なのです。
これを、6ヶ月が過ぎてからやっていては、1ヶ月が無駄になります。
よく、評価会議や査定が終わってからのんびりと、次の目標を考え始める人がいます。
こういう人は、貴重な1,2ヶ月を完全に棒に振ることになるのです。
しかし、5ヶ月目に、次期の目標や戦術を決めていれば、
まだ、今期は終わっていないのですが、来月、新しい評価期間がスタートする際に、初日からもうトップギアで前進することが出来るのです。
当の本人も、今期が終わった時点が一番、モチベーションが高くなっています。
評価がどうあれ、自分が目指す物が見えているからです。
後は、評価期間が終わった後の評価会議や査定、面談で部下の評価を、最大限効果的にプレゼンすれば、部下と上司の苦労の6ヶ月は、納得の行くレベルで報われることになるでしょう。
「目標設定」についての、シリーズは、今日まで。
明日からは、新しいシリーズが始まります。
どうぞ、お楽しみに!
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年10月19日
- 07:28
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