「相手軸5つの効果」①コミュニケーションギャップが減る
私達は「相手の立場に立つ」事は大切だと教えられてきました。
だから「相手の立場に立って考えてみよう」と、よく言われてきました。
でも、実際に「相手の立場に立って考える」って、結構難しい。
では、実際に「相手の立場に立つ」事が出来た時。
一体どんな効果、どんな良いことがあるのでしょうか?
「相手の立場に立つ」事の目的のひとつは「相手との信頼関係を構築すること」です。
その信頼関係は、相手の立場に立つことによって感じることが出来る、
色々な「いいこと」の積み重ねにより、構築されていきます。
例えば、どんな「いいこと」があるかと言うと
「コミュニケーションギャップが減少する」
「思い込みが減る」
「余計なお世話が減る」
「相手の背景や事情が理解出来る」
「相手の眼を通して自分の振るまいが見える」
こんな「いいこと」を感じることが出来るのです。
「コミュニケーションギャップが減る」のは嬉しいですよね。
コミュニケーションとは、相手との言葉や感情のキャッチボールです。
でも、ギャップが生まれる時は、このキャッチボールが、うまくできていない時です。
片方が、相手が受け取れないような強いボールを投げたり、
相手が予期しないようなカーブを投げたり、
相手の目の前でストンと落ちるようなフォークボールを投げたり、
はたまた、とんでもない方向にボールを投げたり、
こんな事をすると、相手はボールを受けることが出来ません。
逆に、相手が投げてきたボールを、自分が上手く受け取れない時もあります。
よそ見しながら受けようとしたり、
手指を広げずに、握った状態で受けようとしたり、
投げられたボールと違う所に走っていってしまったり、
コミュニケーションギャップは、投げ手にも、受け手にも、
どちらにも何らかの小さな原因があって、キャッチボールが続かない状態なのです。
コミュニケーションが上手く行く時って、相手が受け取りやすいボールを、
相手の手元にゆっくりと投げて、それを、相手が落とさずに受け取れた時、
さらに、相手も、受け取りやすいボールを投げ返して、自分がきちんと受け取れた時、
この時だけが「上手く通じ合った」時なのです。
このキャッチボールがうまくできずに、誤解や行き違いが起こること、これが少なくありません。
「相手の立場に立つ」と言うことは、相手が受けやすいボールを投げる、
そして、相手がボールを投げやすいように、はっきりと構える、と言うことなのです。
今日の、コミュニケーション。
相手がボールを受け安く、また投げやすいように、よ~く考えて、キャッチボールをしてみてましょう。
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年11月03日
- 07:19
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