「相手軸思考発見」⑥自分の強みは相手の方が知っている
「自分の強みって何だろう?」
「うちの店の強みは、何なんだろうね?」
よく「強み」を知ろう!って言われますが、
自分ではなかなか分からないのが、この「強み」
「強み」とは、「得意なこと」とか「好きなこと」だけではなく
「無意識でやり続けることの出来る事」という風にも定義している本もあります。
私は「他人が、自分を気に入ってくれるポイント」も「強み」だな、と思っています。
自分にはたくさんの友人がいます。
単なる知り合いではなく、困った時に相談に乗ってくれたり、何かと助けてくれたり
その友人の大切な時間を私の為に使ってくれる、そう言う友人がいます。
その友人が、私の近くにいてくれている「理由」「決め手」
これも『強み』何じゃあないかな、と思うのです。
自分で自分の「強み」って分からなくても、その友人に聞けばきっと教えてくれると思うのです。
つまり、「自分軸」って、相手からでないとちゃんと見えないんじゃあないのでしょうか。
「相手軸」も同様に、「相手が気づいていない相手の内面」に関心を持ち、
それを引き出すこと、これも「相手軸に立つ」と言うことではないのかな?
と思うのです。
そう言う経験をしたのが、25年前。
店長をしていた時です。
その時の上司からのひと言が今でも私の原動力になっています。
「まっちゃんは、スーパーポジティブやね~」
自分がスーパーポジティブなんて全く考えた事もなかった私は、そう言われてから、
その後ずっと、「自分はスーパーポジティブなんだ!」と強く意識した25年年間を過ごしています。
上司に言われたそのひと言がなかったら、ネガティブが自分を支配することがあったかも知れません。
私の強みは、「スーパーポジティブ」です。
上司に気づかされたと言うよりも、実際の所
上司にまんまと暗示にかけられた(笑)
それが事実かも知れませんが、いずれにしても、それ以降私は自分の強みを「ポジティブさ」であると信じています。
上司は、私の立場に立って考え、さらに私にどうあって欲しいか、と言う彼の気持ちも含めて、
「松下はこういう人に見える」と言う言葉を下さったんだな、と思います。
相手の為に相手の立場に立って考えれば、相手の「強み」も見えてくる。
自分強みがイマイチよく解らない人は、是非とも自分をよく見ていてくれる人に聞いてみましょう。
意外な「強み」を持った自分が、見つけられるかも知れませんよ。
※アメブロで、ブログバックナンバーの改定新版を毎日更新しています。
読み逃した方は、こちらもどうぞ<(_ _)>
http://ameblo.jp/aitejiku/
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年12月04日
- 08:27
- コメント(0)
この記事へコメントする