「相手軸な話」⑧批判はしない、フィードバックをする
相手のことを想って意見を言うのが「フィードバック」
自分のことを想って意見を言うのが「批判」
12月23日と24日の東京ミチテラス2012でのプロジェクションマッピングが中止になり、
東京ミチテラスのfacebookページで、色々と皆さんがコメントを書き込んでいるのを見て、
フィードバックと批判の違いについてちょっと考えてみました。
9月21日のリニューアルオープン時に投影したプロジェクションマッピングでの混雑の経験が
イマイチ活かされておらず、「想定外」の混雑を全然コントロール出来ずにいた
運営側に対して、Facebookページ上では「お粗末」「酷い」「納得行かない」
「何とかして欲しい」「大失態だ」と言う数多くの批判的な意見が書き込まれました。
でも、批判的な意見とほぼ同数の、
「もう一度計画を練り直して万全の準備をして、次回に繋げて欲しい」
というフィードバック的な意見。
「応援してるぞ、頑張れ~」と言う応援メッセージ。
さらには、こう言う状態でも「感謝」をされている方。
も、おられました。
facebookですから、実名でのコメントです。
多くの人は、書き込みながら人が読むことを考えて書いていると思います。
短い文章での意見表現ですので、そのコメントが全て本心かどうかはわかりませんが、
それでも、ただ単に不満不平をぶつけているだけの批判もあれば、
こうやってこうすればもっと良くなるんじゃないか、
などという建設的なフィードバックもあるのです。
いや、実に面白い。
私自身も、中止になったときに現地にいて悲しかったので、
その日の夜に、自分のウォールに「お粗末だ」とコメントを書き込んだのです。
しかし、他の人のコメントを読んで、あることに気がつきました。
それは、
「批判的なコメントと、建設的なフィードバックには、
明らかに書き手のマインドに違いがある」
と言うことです。
私が感じたのは、「批判」には、「愛情」が感じられない。
自分の感じた不満を、相手にぶつけているだけ。
なので、私は、自分勝手な自分軸で攻撃的な意見を言うのが「批判」と定義しました。
私自身自も批判的なコメントを書いた時の心理には、
「愛情」があるとは言いがたかったのです(反省)
逆に「フィードバック」には、強い「愛情」を感じます。
相手がもっと行くなる為の真剣なアドバイスと感じます。
これが、相手の為の相手軸・・・
こう言う意見は、「フィードバック」と言う、と定義しました。
まあ、色んな人がそれぞれ独自でこの2つの言葉の違いを定義されていますが、
私はこのように思ったのです。
もうちょっと角度を変えると、
プラス思考が「フィードバック」
マイナス思考が「批判」
と言えるかも知れませんね。
さらに、
気持ちに余裕があるのが「フィードバック」
余裕がなく焦った感じなのが「批判」
いずれにせよ「批判」って、建設的に問題点を解決しようとしているとは思えないので
私は、次のチャンスにフォーカスし、相手に強い愛情を込めて、相手がもっと良くなる為に
今後は、常に「フィードバック」を心がけて行きたいな、
と思った今年の東京ミチテラスでした。
ともあれ、関係者の皆さま、お疲れ様でした。
来年に、大いに期待しております。
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年12月27日
- 06:11
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