ああ~もったいない・・・お冷やがぬるい店
「わ、ぬる~」
ある夏の日、あるラーメン店でお冷やのおかわりをしてもらったときでした。
私は、スタッフが注いでくれたお冷やを口にしたとたん、思わずつぶやいてしまいました。
彼が注いでくれたお冷やが、期待に反してあまりにもぬるかったのです。
熱いラーメンを食べて、汗をかいていた私は、冷たいお冷やでホッとしたかったのです。
私は、思わず彼に「ゴメン、ちょっと氷入れて」と言って、コップに氷を入れてもらいました。
まあ、私のコップのお冷やは、これで何とか冷たくはなったのですが・・・
よく見ると、彼が注いで回っている「お冷やのポット」の中の氷はほとんどが溶けてなくなっています。
彼は、ポットに氷を補充せずに水道水だけを補充して、「ぬるいお水」を注いで回っていたのです。
半月ほど前の「ああ~もったいない」コラムで「お冷やが不味い店」の話を書いたのですが、「お冷やがぬるい」のも、実は、無視してはいけない「もったいない」問題点なのです。
このような、「お冷やがぬるい店」は、他にも存在します。良くあるのは、カウンター形式のお店で、そのカウンターの上にセルフサービス用のお冷やポットが置いてある店です。
このポットの氷って、けっこう溶けていることがあるのです。
また、ポットに氷と水を補充してからすぐに、注いで回るスタッフもいるのです。これもダメです。
冬場だと、水道水の水もけっこう冷えていますから、まだましなのですが、これが夏場だと、お水がお冷やになるまでに少しだけ時間が必要なのです。急ぐなら、せめて、ポットを揺すって混ぜるくらいの配慮が欲しいのです。
お店は、お冷やでお代をいただいている訳ではありません。
しかし、お客様は、美味しいラーメンも、綺麗な店内も、清潔な調味料入れも、そして冷たく美味しいお冷やも、全て合わせてお代を払って下さっているのです。
そのお冷や・・・不味いのは問題外ですが、お冷やは、そもそも「冷たい」ことを期待されているものです。
(もちろん、「薬を飲むから氷入れないでね」というお水は別ですよ)
にもかかわらず、ぬる~いお水を出してしまうと、せっかくの美味しかったラーメンの印象が悪くなってしまうのです。
それは、決してラーメンが不味いという記憶では無いのですが、何となくスッキリしないもやっとした印象がその店に残ってしまうのです。
「お冷やをなめてはいけない!」
繁盛している飲食店の店長やスタッフは、きっとこう思っています。
お冷やも含めてお客様に喜んで頂こうと考えているのです。
さて、あなたのお店では、冷た~い美味しいお冷やをコップに注いでいますか?
それとも、そんなこと全然気にしていませんか?
気にせずに放置していると・・・・もったいないことになるかもしれませんよ~
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2015年01月27日
- 10:58
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