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この本いいよ!「リハビリ患者を支える人のための本」岡崎あや著
みなさんは、打ちっ放しのゴルフ練習場の練習ステージの3階から1階に落下し救急車で病院に運ばれ、その後九死に一生を得たものの、医者から「寝たきり宣言」をされた経験はありますか?
恐らくそんな壮絶な経験ってそんなに多くの人が経験していることでは無いと思います。
また、家族でそう言う状態になった方もそんなには多くは無いと思います。
なので、寝たきり宣言された当事者やその家族という立場という経験は多くのひとがしていないことだと思います。
でも、もしも、自分や身近な方がそう言う目に遭ったらどうします?
特に、あなた自身が、その大けがをした当事者の家族であったらどのように声をかけますか?
どのように気持ちをわかってあげたら良いでしょうか?
この本の著者である、岡崎あやさんは、まさしくその当事者。
彼女は、今でこそ、この事故を笑い話のネタに使っていますが、生死の境目をさまよいながらも、奇跡的に回復し、努力と涙のリハビリを経て、いまでは、クラッチ(リハビリ杖)の支えは必要ですが、かなり普通に歩けるまで回復されています。
この本は、そんな彼女の経験を元に書かれています。
ただし、怪我をした当事者向けの本ではありません。
その家族や身近な人に向けて書かれているのです。
彼女は、入院中、リハビリ中に、この経験を本にして多くの患者に読んでもらうことで、「怪我をしてうちひしがれてる人に」元気になってもらいたいと考えたのです。しかし、あるとき、「実際に入院して苦しんでいる当の本人は、そんなとき本を読む気にはならない」と言うことに気がつきました。
でも、家族や友人達は何とかしてあげようと必死で考えているに違いない。
ところが、家族や友人達は、怪我をした当事者の本当の気持ちがなかなかわからない。
彼女は、自分の経験を通して、そんな家族や友人達の気持ちに気がついたのです。
そんな、家族や友人達の為に、怪我をして苦しんでいる当事者は、「どういう気持ちになるのか」「何をしてもらえるとうれしいのか」「なにをされると悲しいのか」について、克明にアドバイスをしてくれています。
私たち自身や家族や身近な人が、事故や病気になり、苦しい日々を負うかも知れないと言うリスクは、ゼロではありません。
いつ何時、何が起こるかはわからないのです。
そんなとき、もしも事前にこの本を読んでいたら、苦しみ悩む当事者に対して、最も効果的なアプローチやサポート、そしてフォローアップをしてあげられると思うのです。
明日のリスクのための準備。
これをしておくだけで、被害は最小限に食い止められます。
それが危機管理の基本のひとつです。
怪我や病気も同じです。
そんな準備のひとつとして、あなたに是非ともこの本を読んでおいていただきたいのです。
きっと、いざというときに、あなたが患者さんの心強い心の支えになることが出来るはずです。
もちろん、怪我や病気になっていなくても、この本を読んだことによる大きな影響があなたに贈られてきます。
それは、「誰に対しても優しくなれる」ということです。
間違いありません。
是非一度、この本を読んでみて下さい。
きっと、いざというときに「ああ~読んでいて良かった、助かった」という気持ちになれることでしょう。
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2015年09月18日
- 09:42
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