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2016年2月20日(土) 助成金の役割って何だろう?
MacBookAir 起動!おはようございます!
今朝の吉祥寺は、くもり。
空一面にどんよりとしたくもがいっぱいです。。
今日は、この先ドンドン天気がくずれ、夜は雨風が酷くなるとのこと。
お出かけの方はお気を付け下さいね。
昨日は、厚生労働省が行っている助成金について色々と勉強をしておりました。
この「助成金」って、なんと3000種類以上あるのだそうです。
厚労省以外にも各地の自治体もやっているのでこう言う量になるのですね。
私は、自分が助成金を受けるという言う立場ではなく、クライアントが私のコンサルティング→研修を受けるために助成金を活用するにはどうしたら良いのかな?と言う視点で勉強をしたのです。
基本は、店長ナビ研修ですが、他にも評価制度や組織開発などに関連して、助成金を受給できることがわかりました。
もちろん、ただ単に受けられるのではなくいくつかの条件が必要ですが、それもそう高いハードルではないこともわかりました。
極論すれば、ほぼ無料で、店長ナビ®研修や評価制度の導入が出来るのです。
いやはや、国や自治体は中小企業に手厚いなあ~
と思ったのですが、この助成金には大きな問題も感じるのです。
それは、「認知性」と「一時性」です。
まずは「認知性」
この助成金って、「知っている人だけが手に入れられる」という点です。
この「知っている」というのは、「困っている」もしくは「がんばっている」と言うこととイコールではありません。
なので、ほんとうに「人材育成」「労務環境の改善」に取り組もうとしている会社の全てが手に入れることが出来るわけではないと言うことなのです。
まあ、全ての中小企業に自動的に私有したらお金がいくらあっても足りませんからね。
仕方が無いと言えば仕方が無いけど・・・
もうひとつは「一時性」
助成金って何年もの長期にわたってじっくりと援助されるわけではないのです。
基本は、「その場限り」なのです。
ある助成金は、20時間の研修を受ければ良いだけ、ある制度を導入すれば良いだけ・・・
ただそれだけで支給されるのです。
20時間分の研修でほんとうに人が育つのでしょうか?
制度の導入・・・ただチェックリストを配って面談をすればそれで人は育つのでしょうか?
もちろん、ゼロではありませんが、その程度のことで、その企業の成長を底支えするようなしっかりとした成果など得ることが出来るはずがありません。
人を育てるための研修や制度は、何年も何年もじっくりとフォローしていくことが重要なのです。
まあ、現在の予算制度を政治経済の動きを考えるとそれもまたただの理想論になってしまうのでしょうけどね・・・
ただ、とても悲しく腹立たしいのは、この助成金を「ビジネス」にしている企業が存在すると言う現実です。
彼らは、自分たちに依頼すれば「助成金」を簡単言えることが出来るから美味しいよ~と甘い言葉で経営者を釣るのです。
その中身を見ると、肝心なところは「社労士任せ」「研修会社任せ」「受給企業任せ」なのです。
助成金は、それを受給されることが目的でもゴールでもないはずです。
それを活用して人を育て企業を成長させ地域に貢献することのはずです。
ここ半年ほど、助成金について色々と調べてきた結果、これはいかんぞ・・・と言う気持ちになりました。
とは言え、私は政治家でもお役人でもありません。
このおかしな状況に対して、どのようにして一石を投ずれば良いのか???
それは、「ほんとうに成果の出る研修や制度導入を徹底的にサポートすること」だと思うのです。
そのために「助成金」が、その一部でも役に立つという方法、つまり本来の助成金の目的に完全に沿った形でその解決策を提供することだと思うのです。
今回、それを実現させるために小さなチームを作りました。
社会保険労務士、キャリアカウンセラー、研修講師と組んで、そのチームを動かしていきます。
詳しくは後日書きますが、真っ向正攻法で攻めてまいります。
さて、今日は、来月の商業界様での研修資料の制作に入ります。
原稿執筆も遅れ気味・・・
顔晴ります( ̄^ ̄)ゞ
と言うわけで、今日も気合いを入れて起動いたします!!
どりゃああああ~♪ヽ(´▽`)/
※写真は、近所の公園に咲いていた早咲きの桜。梅と並んで一足早く春を感じさせてくれました。
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2016年02月20日
- 06:58
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