新人店長は「自分の理想のイメージ」に合わせて振る舞おう

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2013年12月03日 09:34




「あなたの守護霊は、山高帽を被った英国紳士です。」

私は、以前勤めていた会社の店長に、このように言われたことがあります。彼女は、守護霊が見えるそうなのです。私は宗教観もスピリチュアルな感覚も霊感などの類も、極めていいかげんで鈍いので、この手のお話しは全く実感がありませんし、興味もありません。しかし、この時は、なんだか妙に「うん、僕もそんな気がする」と思ったのです。

もっとも、その店長に私の守護霊は見えても、私には全く見えません。なので、どんな顔をしているのか?40代なのか、70代なのか?それとも、私と同じくらい?髭は生やしているんだろうか?メガネは?などと想像を巡らせていました。(そこまで詳しくは教えてもらわなかったのです。そこが私のいい加減なところ(笑))

でも、ずっと気になっているのは、この「英国紳士」は、どの様な表情で、どの様に振る舞い、どんな姿勢でいるのだろう?と言うことでした。私は比較的身長があるからなのか、いや座高が高いからなのか、やや猫背の姿勢になっていることが多いのです。デスクワーク中でも、大切なプレゼンやセミナー中でも、やや猫背。歩いているときは、完全に猫背でした。

でも、私の頭上にいるという「英国紳士」は、どうなんだろう?紳士だからきっとビシッと姿勢を正し、胸を張り、にこやかな表情で、優雅に立ち振る舞っているような気がするな・・・。そんな不思議な気分が、その後も続いているのです。

おかげで、チョット猫背になると、すぐ気がつくし、セミナーやプレゼンの時は常に姿勢を気にして、しっかりと腹圧を入れて背筋を伸ばして立つようにしているのです。まあ、これは、ここ数年続けているコアコンディショニングのおかげですけどね。でも、コアを始めようと思ったのは、もしかしたら頭上の英国紳士のおかげかも知れませんね。

さて、ひとは誰でもあこがれのひとっていますよね。私の場合は、ショーン・コネリーとかジョージ・クルーニーとか渋めの紳士が理想型です。私は彼らと「頭上の英国紳士」のおかげで、自分の普段の立ち振る舞いを具体的にイメージしながらその理想型を目指しています。別に「頭上の英国紳士」に気を遣っているわけでは無いのですが、よい見本や高い目標を持って、そのひとのように振る舞うって大切だなと思います。

店長も同じです。あこがれの店長でも良いし、映画俳優でも構わないのです。別に守護霊を見てもらう必要もありません。自分が具体的にイメージできる理想型を持って、そのひとの「表情」「言葉使い」「所作」「立ち振る舞い」などを真似していくのです。そうすることで、いつも見られている自分を意識できますし、カッコイイ店長像に近づいていくのです。

店長は、お客様にも、デベロッパーの担当者にも、お取引先にも、上司にも、そして部下やパート・アルバイトにも常に観られています。どうせなら、「カッコイイ店長」になっちゃいましょう。猫背で、ダラダラと肩を落としてため息をついている場合ではありません。

私の場合、そうしないと、なんだか後ろから英国紳士がステッキで、私のお尻をつつきそうな気がするんです。気のせいかな?

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