「売上を伸ばし続ける店長」がしているPDCAのまわし方:その25

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2014年07月03日 08:29




第3章 PLAN:情報を集めて納得の行く戦略を立てよう・・・・思い込みを無くして正しい優先順位を決めよう
⑪「戦略・戦術」は「5W1H」で理解しよう


「部長、今教えていただいた『戦略と戦術の違い』なんですが・・・どうも上手く理解が出来ません。なんだかわかったような感じなんですが・・・自分で説明しろと言われると上手く説明できないんです。」

研修に参加していた店長から、M部長が先ほど説明した「戦略と戦術の違い」をもっとわかりやすく説明して欲しいとリクエストが来ました。
M部長は、「わかった」と、うなずいて、ホワイトボードに英語の単語を書き始めました。

Why・・・なぜ?
Where・・・どこの
Who・・・だれを
==================
What・・・何を
When・・・いつ
How to・・・どうやって

「みなさん、これが『戦略・戦術』です。」M部長は、ペンを置いて話し始めました。
「これは、5W1Hと言います。知っていますよね。そもそも、戦略と言うのは、『何故その作戦をするのか?』つまり、『目的』が最初に来ます。そして、『その作戦を成功させる事でどういう効果があるのか?何を得ることが出来るのか?』と考えるのです。ここまでが『Why・・・なぜ?』です。次に、『その作戦がもっとも効果的な相手は誰でどこにいるのか?』と考えます。つまり、『ターゲット』です。これも戦略と考えるのです。『Who』と『Where』ですね。」
「戦術というのは、『その戦いに勝つためにどういう方法を選ぶのか?』という具体的方法論のことです。つまり、『どんな方法で』というのが『What・・・何を』+『When・・・いつ』+『How・・・どうやって』と言うことなのです。」

「5W1H」を掘り下げると「誰が、いつまでに、どれくらい、いくらで、どこまで」が見えてくる


戦略戦術を具体化していくと、次は、「実行」つまりDOのためのスケジュール作成や購入や投資のための稟議書作成の内容が見えてくるようになります。これが、作戦計画の詳細版です。

Whom・・・誰が
How long・・・いつまでに
How many・・・どれくらい
How much・・・いくらで
====================
Goal・・・どこまで

WhomからHow muchまでの4つも「戦術」です。そして、最後のGoalは、文字通り「目標」です。
この6W4H+Gが、PDCAのPLANをDOにつなげる重要なキーとなるのです。

この6W4Hを使った「戦術」については、PLANの章の最後の方でもう一度詳しく書きますので、そちらもあわせて読んで下さいね。

では、明日は、「戦略」そのものをどうやって立てるのかについて、お話し致しましょう。
お楽しみに。

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