あなたと働きたいと言われる店長のシンプル習慣・・・ステージ5:その2

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2015年05月24日 10:04



「『好きだ』と言葉にして言ってくれなきゃあわからない!」

まあ、男性は女性にこのように言われるわけです。(私の経験ではなく一般論ですよ)
でもね。これって女性だけではなく男性でも同じなのです。
人間関係、恋愛関係だけでなく、仕事でも同じなのです。
つまり、部下、スタッフも同じってことですね。
言われなきゃあ、「不安」なのです。
言われることで、「安心」するのです。
上司は、部下を「不安」にさせてはいけません。
「不安」はいつか、「不満」となり「不信」につながります。

多くの上司は、上記の男性のごとく「言わなくてもわかっているだろう」と思っています。
言うのが恥ずかしいのです。
一方で、部下は、いつも「微妙に不安な気持ち」を持ちながら仕事をしています。
上司が自分を必要としているかどうかに「確信」が持てないのです。
なので、認められ、ほめられ、評価されるとうれしくてどんどんがんばれますが、逆に、怒られ、しかられ、無視されると、ドスーーーンと、落ち込みます。


そんな部下の気持ちを理解することが、上司として部下のやる気を高める第一歩なのです。
だから、承認が必要であり、ほめることが必要であり、評価することが必要なのです。

ところが、多くの上司は、「承認」も「ほめる」ことも、「評価」もしているのでそれで十分だと思っています。
部下が、「不安」などみじんも持たないくらいに「承認」し「ほめて」、「評価」していればそれでもいいでしょう。
しかし、部下の不安を払拭できるほど、それを実行出来ている上司はほんのひと握りしかいないのです。
いくらやっているつもりでも、ほとんどの場合全然足らないのです。

ならば、「認める・ほめる・評価する」をもっとやればいいのですが、やりなれていない上司、十分と思っている上司、やりすぎるとよくない、と勘違いしている上司たちは、残念ながらそれ以上はできません。
しかし、大丈夫です。
そんな不足状態をカバー出来るとっておきの方法があるのです。
それが、「必要性を伝えること」なのです。

「あなたのことが必要です」

この一言は、部下の不安を一掃し、内なるエネルギーを急上昇させます。
実は、この「必要です」というのは、ステージ2の承認の段階における「存在承認」とレベルアップしたものなのです。


私自身は、この一言を言わなかったことで、大切な部下を失いました。
さて、あなたは、いかがでしょうか?

あなたには、大切な部下の気持ちを理解しないまま、失ってしまうような悲しい目には、あってほしくありません。
さあ、勇気を振り絞って言っちゃいましょう。

「あなたのことが必要です。だからこれからも一緒にがんばってほしい!」

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