この本いいよ!「驚異のテレアポ成功術」竹野恵介著

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2015年10月29日 09:18



私は、電話が苦手です・・・
話すのも、聴くのもどうも不得意です。
それは、相手の顔が見えないから・・・

さらに、電話営業やテレアポも苦手です。
と言うか、嫌悪感さえ持っています。
営業の電話がかかってくるたびに、それまで高かった仕事のテンションが下がってしまいます。
だから、自分自身が電話で営業先にアポイントを取るのも嫌だし避けています。

なので、まさか、そんな自分が「テレアポの本」を読むなんてことは一生無いと思っていました。

しかし、この本の著者である竹野恵介さんは、私が1冊目の本を出したときに、顔見知りでも無いのに、同じ同文舘出版から本を出した仲間ということだけで、とても素晴らしい書評を書いてブログやfacebookで紹介をして下さったのです。
本当にありがたかったのです。
だったら、そんな親切な恩人とも言うべき方の本を読まないわけにはいかないですよね。
でも、「テレアポ」・・・なんとなく尻込みする世界です。

実は、先ほども書いたように、私は、電話営業やテレアポが苦手な私の自分勝手な印象で、電話営業やテレアポに関わる人のイメージを怪しげな方という風に決めつけていました。
しかし、この本を読むと、「なんだそうだったのか」と、多くのことが誤解や思い込みであったことがわかりました。

もしかしたら私と同じようなイメージを持っている方もおられるかも知れません。
と言うか、竹野さんも、この本の冒頭を、「テレアポが嫌いなあなたへ」という書き出しで語り始めています。
実は、この本は、そんな、電話営業やテレアポについて、かかってくるのも嫌だし、かけるのも嫌・・・そう言う人が、読み終わる頃には「テレアポの苦しみから解放される」ことを目的に書かれています。
私と同じような印象をお持ちの方は、是非ともこの本をご一読いただきたいと思います。

読むと、確かに、竹野さんの言われるとおり、間違いなく、苦手意識や、怪しげな印象は払拭されます。
それは、なぜか?
竹野さんが言うには、

「断られることを前提にしよう」
「相手の気持ちを考えよう」

このような、考え方の基本を教えてくれます。
言われてみればあたりまえなのですが、忘れてしまっていることなのです。
そう言えば、こういうこと誰も教えてくれなかったですよね。

さらに、テクニックについても

「二社選択の法則」
「と、おっしゃいますと?」
「120%満足していますか?」
「限定法」
「小さなYesをもらう」

まだまだあります。
コレって、交渉術そのものですよね。
この本では、考え方だけではなく、このような細かなテクニックについても盛りだくさんに教えて下さっています。
テレアポが仕事ではない人にも非常に学びの多い本なのです。

では、最後に、この本の中で、持つとも腑に落ちた言葉でまとめたいと思います。
それは、

「相手のメリットが売り文句になる」・・・156ページ

これは、お客様にお客様のメリットをきちんと感じさせるように伝えようと言うことです。
これ、営業の基本ですよね。
でも出来ていない会社、営業マンがほとんどなのです。
特徴や強み、優位性は伝えても「お客様がどんな得をするのか」が伝えられないのです。

竹野さんの本のおかげで、基本に戻ることの大切さを学びました。
竹野さん、イイ本を、ありがとうございました。
顔晴ります( ̄^ ̄)ゞ

※「驚異のテレアポ成功術」竹野恵介著  のAmazonサイトはこちら
http://www.amazon.co.jp/dp/4495569511/



以下は拙著・弊社サービスのご案内です!

※「『これからもあなたと働きたい』と言われる店長がしているシンプルな習慣」(同文舘出版)のAmazonサイトはこちら(でも、出来れば本屋さんで買って下さいね。どうぞ、宜しくお願い致します。)
http://www.amazon.co.jp/dp/4495530313/


※「店舗力診断」「従業員満足」「ミッションPDCA」「中小企業のブランド戦略」に関するご相談、従業員満足度調査、セミナー、研修、売上アップコンサルティングなどについては、弊社までメールかこのホームページの「お問い合わせ」「お気軽にご相談下さい」から、お問い合わせ下さい。ご連絡をお待ちしております。

※「店長ナビ・店舗力診断」専用のホームページがオープンしました。詳しくはこちら!
http://www.tenchonavi.com/


※「店長ナビ・店舗力診断webアプリ」と言う新サービスがスタートしました。詳しくはこちら!
http://tenchonavi.com/contents_124.html


関連記事