2016年1月10日(日) 売上アップを利益アップに結びつけよう

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2016年01月10日 06:42





MacBookAir 起動!おはようございます!

今朝の吉祥寺は、快晴!!

東の空がやや明るくなってきてイイ感じ~


今朝は、先日ある店長が自分のブログで、「いくらがんばって売り上げを上げても評価されない」と書かれているのを読んで、私が感じたこと、考えていることを書いてみます。


その店長は、「売上前年150%と言う脅威の成績を上げたにもかかわらず上司は、『赤字店舗、ダメ店舗』と行って全然評価してくれない。人はがんばって成果を出しても報われるとは限らない」とぼやいていたのでした。

私は、その店長とは知り合いではないし、その店のことは知らないし、上司のことも知りません。

ましてや売上状況や利益の状況の細かいところなどはわかりません。


なので、細かい事情などを理解した上で書いているわけではありませんが、ひとつ感じたのは、「売上を伸ばしても利益が増えていないのならばダメ」と言うことです。(これ、結論ではありません。最後まで読んで下さいね)


もちろん、利益を増やしていくために売上を伸ばすことは基本中の基本ですし、それがあって利益を増やすことがお店の発展のためには最も重要なことです。

だから、この店長が売上を伸ばした!と言うことはとても素晴らしいことなのです。

しかし、その売上アップを「利益アップ」に結びつけていないのだとしたら・・・

ダメです。

ただし、それが利益アップにつながるプロセスであるならば、OKです。

先ほど言ったように、利益を増やすための最も重要なアクションは「売上アップ」です。

コストダウンは、2番目です。

(コストダウンが2番目であるという理由はまた後日書きます)


この店長は売上を伸ばしています。

ところが、上司は評価してくれません。

この上司の問題点はチョット横に置いておくとして、この店長がするべきことは、「売上アップをしたけれどまだ利益アップになっていないのはプロセスである」と言うことを表現しないといけないと言うことなのです。

上司がとても優れていたら、そんなことは見抜いているでしょう。

でも、そんな上司は期待するほどたくさんいるわけではありません。

また、出来る店長は、他力本願ではありません。

「これはプロセスである」と常時にアピールし「このまま自分に任せれば必ず利益が伸びる」ことを納得させるのです。


ただ、残念なことにこの店長は、店長会議で決まったことや上司の言う事が納得出来ない!

とブログに書いているので、今のままでは、自分が上司を納得させることも出来ないかも知れませんね。

上司や部下を納得させられるプレゼン力を持ちたいのならば、その前に、上司や部下のプレゼンを深く理解する姿勢が必要です。

まずは、自分が聴く力、理解する力を身につけることが大切なのです。


さて、もうひとつ。

この店長にもうひとつ気づいて欲しい事があります。

それは、せっかく伸ばした売上を利益に結びつける方法です。


売上と利益の関係は、

1)従業員満足度の向上

2)お客様満足度の向上

3)売上の向上

4)利益の向上

5)従業員満足度の向上

の流れでぐるぐる回りながら増えて行くものです。

1)から4)へと順番に繋がり、そして次のステップの1)つまり5)がまたスタートするのです。


このサイクルが上手く回らないお店は、

1)従業員満足度向上が最初に実現していない

2)従業員満足度向上がお客様満足度向上につながっていない

3)お客様満足度向上が売上向上につながっていない

4)売上向上が利益向上につながっていない

5)利益向上が従業員満足度向上につながっていない

のです。


このお店の店長の例で言うと、4)が出来ていないのです。

売上が増えたのにもかかわらず利益が増えていないとしたら、きっとそこには大きな投資があるのでしょう。

大きな投資があれば、計算上はまだ利益は出ていないのかも知れません。

ならば、その投資を、次はいかに少なくしながら、同じもしくはそれ以上の効果を出すことが出来る!

それが、「店長」に求められているほんとうの成果なのです。

彼がそこに気がつけば、上司が求めていることが理解出来る様になるかも知れませんね。

さて、気がつくかな??

私のクライアントならば気がつく方法を教えてあげるけどね(^_−)−☆


さて、今日は日曜日。

企画書つりに励みたいと思います。

では、今日も気合いを込めて起動いたします!!

ドスコイ!!

※写真は、昨日散歩した井の頭公園。土曜日でしたが人出いっぱいでした~

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