「手に取る人を動かす最強のトリック心理学」神岡真司監修

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2016年04月06日 18:58



この本・・・いわゆる心理学の本です。

心理学と言えば、最近流行っているのが「アドラー」。

少し前に流行ったのが、ブラック系?の心理学。

とにもかくにも、人は人同士の関係、コミュニケーションを少しでも円滑にしたいと考え、心理学の本を読み、またセミナーなどでそれを学ぼうとします。

私が学んでいる、コーチングもまた、そう言う心理学をベースにしたコミュニケーションツールです。

私も元々は、「思い通りに人を動かしたい」「手に取るように人を動かしたい」なんて目的があって心理学を学び、コーチングを学んできました。

しかし、「相手のことを知り思うように動かす」なんてことは、なかなか難しいのです。

だって、自分のことも良く分かっていないのですから人のことなんてわかるわけがないのです。

ただ、わからないからと言って、むやみに自分の想いを前面に出して相手にアプローチしようとしても上手くは生きません。

少しは、当たりをつけた方が、理解は深まりやすいのです。

ではその当たりはどうやってつければ良いのか?

「心理学をわかりやすく解説した本」を読むのです。

アドラー系の本でもいいし、コーチング系の本でもいいし、ブラック系の本もまた面白いかも知れません。

でも、心理学の本は世の中にあまりにも多い・・・

どれを選んだら良いのか分からないですよね。

この本は、そう言うヒトが入門書として読むにはかなり役に立つ本です。

日常生活や、仕事の現場で遭遇するたくさんのシーンを例に挙げ、こういうときにはどうすれば良いのか?

こういう風に考えて、こういう風にやってみたら上手く行くかも・・・

そういう感じで軽く優しく「心理学」を解説してくれています。

ただし、決して詳しく深く解説しているわけではありません。

でも、専門家でもない限り、そこまで深くなくてもかまわないのです。

まずは、日常のチョットしたシーンでどう言うことに気をつければ良いのか?

そこを押さえておくことが大切なのです。

この本は、実に50のシーンにおいてそれをアドバイスしてくれているのです。

私は今、自社コンテンツである「店長向けの研修」を営業したり、経営そのものについてコンサルティングを行ったりしています。

そこに、長年学んできたコーチングのスキルを活かしているつもりです。

この本は、そんな少しだけ専門家の私にも、「なるほど、そうだったのか」と学ばせるシーンがいくつもありました。

イイタイミングでイイ本に出会えました。

ありがとうございました。

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