2017年9月9日(土) 権限委譲の4ステップ:その2の続き② トレーニングの4ステップのまとめ

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2017年09月09日 05:27





MacBookPro 起動!おはようございます!

今朝の吉祥寺は、晴れ!!

快晴とまではいかないけれど、圧倒的の晴れの勝ち!

よし!!


ではきょうも、権限委譲の効果的な方法についてお話ししましょう。

今日のテーマは、きのうまでの続きであるトレーニング4ステップの後半です。

マクドナルドがこだわり、全社員・全アルバイトが身についている「トレーニングの4ステップ」とは、


ステップ1:準備

ステップ2:提示

ステップ3:実行

ステップ4:評価


です。

後半の「ステップ3:実行」とは、ステップ2で店長が提示した「やり方の手本見本」を実際にスタッフさせてみる段階です。

ここでダメ店長が陥りがちなのが、自分が提示をするものの、提示するだけで相手がどのように解釈したかを確認しないと言う落とし穴です。

つまり、この「ステップ3:実行」をはしょってしまう・・・のです。

そう言う店長を見ると、「何を焦っているのだろう?」と良く疑問に思います。


例えばコミュニケーションでも大切なのは伝えた内容が相手にどのように伝わったか?どう解釈したのか?と言うところですよね。

トレーニングも一種のコミュニケーションですから、この伝わった内容の確認が重要なのです!

そのために、必ずこの「ステップ3:実行」を行わせるのです。

それにより、スタッフの理解度と習熟度を確認することがとても大切なのです。


この作業は、例えば「客席のテーブルを拭く」などの極めて単純な作業でもやらねばなりません。

なぜならば、テーブルの上を拭くという作業は、何も知らない新人とそれを極めたベテランとは天と地ほどの差がありますよね。

ベテランならば必ず拭き上げるテーブルの裏やカスターセットを置いてある場所などは、新人はまず引きませんからね。


このように実行させることで実際に伝えた内容の習得レベルを、伝えた側が把握することが、権限委譲の成立に重要な要素となるのです。

ここは、絶対に手を抜いてはいけないポイントですよ!


そして最後は、「ステップ4:評価」です。

これはステップ3の流れで行います。

実際にやらせてみた行動を店長が確認し、出来ているところやチャレンジした気持ちについて大いに誉め、求めるレベルまでとの差をスタッフに自己評価をさせ、後何が必要かを考えさせるのです。

ちなみに、ダメ店長は、この評価段階で「良いか悪いか」しか伝えません。

お客様満足度アンケートでもそうですが「良い。悪い」なんて評価だけで成長するのは、ごく限られた一部の人だけです。

大半の人はそこから深掘りをさせていかないと成長のコツをつかめないのです。


あと何があったら求められる基準に届くようになるのか?

それをスタッフが認識しているか?

それをやろうとしているか?


スタッフの成長のために、これらを確認するのが、「ステップ4:評価」なのです。

こうやって、ここまでやって、始めて基本的なトレーニングの4ステップは成立します。

これが、権限委譲4ステップのステップ2・・・・と言うわけです。


ではあすは、「権限委譲ステップ2:仕事を確認し目的を伝える」の「目的を伝える」の部分、つまり5W1Hについて少し復習をしましょう!


さてきょうは、土曜日・・・時間があれば散髪に行きたいな~と思っています。

と言うわけで、今日も気合い十分で起動いたします!!

やるぞおおおおおお~♪ヽ(´▽`)/


※写真は、先日中目黒で覗いてみた、真のナポリ協会認定のピッツエリアのテーブルセットです!パスタが蝶ネクタイ!オシャレだね~

関連記事