顔晴れ店長!ブログ

お客様の為に全力を尽くすと言う事

お客様の為に全力を尽くすと言う事

先日、2回目の故障となった携帯電話。

たった1週間で全く同じ症状で故障したこと。

仕事の電話なので、故障中に使えなくなるのが非常に困ると言う事。

そう言う気持ちを真剣に受け止めて、全力を挙げて、メーカーにそれを伝え、早期の完全修理の労を執ってくれた販売店のSさん。

彼女の学生時代の経験が、そのように行動させた、と言う話をブログで書きました。


あれから1週間と1日。

Sさんから電話がありました。

「大変ご迷惑をお掛けしております。お客様の携帯電話がメーカーから修理されて帰って参りました。」

1週間で帰ってきたのですが、大変申し訳なさそうな彼女の口ぶりでした。


メーカーには、販売店として強く指示し、お客様の声も伝えたつもりですが、残念ながら、お客様の声を直接メーカーに伝える仕組みが無く、私達(販売店)を通してしか伝えられないのが大変申し訳ない。と言うことでした。

もう少し詳しく聞いて見ると、こう言うことでした。

修理に際し、メーカーの言い分が、あまりに無責任だったので、販売店上げてクレームを言ったそうです。

メーカーの言い分は、充電する部分のゴミ詰まりで、充分に充電出来なかったのではないか?

と言う、???な回答だったのです。

あまりにおかしいのです。

ならば、満充電からたった一晩で完全放電するのでしょうか?

販売店で、電池を替えても起動しなかったのは何故?

Sさん達もこれはおかしいと思い、かなりメーカーに食い下がってくれたようです。

しかし、メーカーは「ならば、もっと詳しく確認する為に、時間を頂いて、解析修理をさせて欲しい」

これも、おかしな話です。

ただでさえ、お客様に不便をかけているのに、もっと時間をかけて故障箇所を探す・・・

本末転倒です。

ならば、新品にしてくれと言いたい。

appleならばそうしています。

かつて、ウォー〇マンで世界を席巻し、世界のSON〇と言われたメーカーが、今やappleに大きく水をあけられているのも解るような気がします。


でも、販売会社とSさんのレベルは違いました。

メーカーのそう言う対応を受けて、私へは、販売会社としての別の対応方法を考えて置いて下さったのです。

Sさんからはそれを踏まえての電話でした。

「メーカーの対応にご納得を頂けないようでしたら、販売店としては、大変申し訳ないので、別メーカーの新品への無償交換と言う方法も、ご用意させて頂きたいと思います。」

販売店の責任ではないのです。

メーカーの責任なのです。(と、私は思います)

しかし、販売店が責任を取るというのです。

もちろん、私がそれを強く要望した訳ではありません。

私は、同じ故障を起こさないようにして欲しいと思っているだけです。


Sさんは、私の立場を真剣に考え、自分達が出来る最大限の対応方法を準備してくれていました。

困っているお客様の身になり、お客様の立場に立って、どうして差し上げることが、自分の仕事なのか?を最大限に考え行動されています。

それは、彼女が修理を受け付ける際に、いつも自分の学生時代にauの販売店で受けた嬉しかった経験を元に、お客様がどう困っているか?何を求めているか?を真剣に聴く姿勢が習慣づいた、このことで生まれた行動だと思います。


こういう人がいる、au がとっても気に入ってしまった私でした。

それにしても、SON〇 には困ったもんです。

私一応、株主なんですけど・・・


  • 同じカテゴリー(顔晴れ店長!ブログ)の記事画像
    6月新刊 直販予約キャンペーン開催中
    東洋経済ONLINEに私のコメントが載りました
    CBCラジオ朝のニュース番組「石塚元章ニュースマン」に出演します!
    美容室専門雑誌IZANAGIに「スタッフが辞めないお店の作り方」連載中!」
    スマホアプリ「スタッフが辞めないお店作り力診断」がリリース!!
    2018年6月23日(土) 還暦おじさんの再起動奮闘記:なんと2冊同時に増刷がかかりました!!
    同じカテゴリー(顔晴れ店長!ブログ)の記事
     6月新刊 直販予約キャンペーン開催中 (2020-05-14 19:43)
     東洋経済ONLINEに私のコメントが載りました (2018-09-18 13:26)
     CBCラジオ朝のニュース番組「石塚元章ニュースマン」に出演します! (2018-09-13 09:19)
     美容室専門雑誌IZANAGIに「スタッフが辞めないお店の作り方」連載中!」 (2018-07-30 11:06)
     スマホアプリ「スタッフが辞めないお店作り力診断」がリリース!! (2018-06-28 12:28)
     2018年6月23日(土) 還暦おじさんの再起動奮闘記:なんと2冊同時に増刷がかかりました!! (2018-06-23 06:50)
    • author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
    • 2012年08月17日
    • 08:51
    • コメント(2)

    この記事へのコメント

    sonyも昔は期待に答えてくれる企業でしたが、株主を見たため守りに入り家電企業の仲間入りしました。その過程で誰からも文句の出にくい無難な対応を身につけました。auも組織の中核の立場になれば、或いは将来は同じ対応を身につけてゆくのではないでしょうか?今のshopでの対応を忘れぬ様に持ち続けている大企業はあるのでしょうか?それは、どのようにして維持しているのでしょうか?
    Posted by 天野 保 at 2012年08月17日 21:05
    企業が「誰の為に」「何の為に」を忘れずにいれば「お客様第一」を貫けるんだと思います。ですから、トップから現場まで「本当の意味でお客様の立場に立つ」事でしか、実現や維持は出来ないんだと思います。「相手軸もどき」でなく「真の相手軸」に拘る企業。中小企業にはたくさんあります。大企業には・・・大企業の社長とはここまで話したことがないので解りません。見つけたら報告しますね。コメント、ありがとうございました。
    Posted by 松下雅憲 at 2012年08月17日 21:15

    この記事へコメントする

    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    ▲ページの先頭へ

    • 店舗力診断
    • PEOPLE&PLACE代表・松下雅憲プロフィール
    • 「これからもあなたと働きたい」と言われる店長がしているシンプルな習慣
    • 「競合店に負けない店長」がしているシンプルな習慣
    • 代表・松下のブログ
    • 毎日よもやまブログ
    • お気軽にご相談ください
    • お問い合わせ
    • メルマガで情報を素早くGET!
    • 何度も食べたくなるピッツア研究所
    • この本いいね!おもしろい!
    • 松下雅憲個人ページ
    アクセスカウンタ
    読者登録
    メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
    現在の読者数 31人
    オーナーへメッセージ
    削除
    お客様の為に全力を尽くすと言う事
      コメント(2)