なんで出来ないの?・・・は自分軸
「なんで出来ないの?!」
子供や部下が、言っても言っても、なかなか出来ないときについこういう風に言うことがあります。
この言葉に続くのが、
「いつも言ってるでしょ!」
「何回言ったら解るの?」
「いいかげんにして!」
「やる気あるの?」
などなど・・・
これは、相手の為を想い、相手の立場に立って、そう言っている言葉なんでしょうか?
自分は、何回も言っている。なのに出来ない。(やらない)
自分は、ちゃんと説明しているのに、全く理解していない。
出来ない、やらない、その理由は、相手にある。
これは、完全に自分軸。
相手軸に立って、相手の成長を願い、相手の為を想って言うと、
「どうやったら出来ると思う?」
もっと具体的に聴くと、こうなります。
「何が障害になっているのかな?」
これは、もう、相手は、やりたいと想っている。
しかし、障害が邪魔をしていて出来ない。
相手はやる気があることを信じています。
こう言う聴き方をすると、相手は、自分を信じてくれていることが解ります。
必ず本音を言ってくれるようになります。
部下に対して自分軸で怒るか?
部下に対して相手軸で聴くか?
それは、部下のやる気を信じているかどうか?
部下の成長を心から願っているかどうか?
そう言う気持ちがあるかどうかの違いだけです。
やってくれなきゃあ困る・・・
困るのは、自分。
自分軸でトレーニングをしても相手は育ちません。
相手軸に立って、相手の成長を願い、相手の為を想って、
「どうやったら出来ると思う?」
「何が障害になっているのかな?」
さあ、相手軸で部下の育成に取り組んで行きましょう。
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年08月30日
- 08:08
- コメント(0)
この記事へコメントする