ゼロを1にしないと2にはならない!(奮戦記①)
今年の、7月下旬、友人が、板橋で接骨院を開院しました。
あれから、1ヶ月が過ぎ、様子を聞いてみると、患者さんは1日に2~3人。
早くも心が折れそうだ・・・と言うので、現地訪問することにしました。
彼に聞きました。
「どんな集客策を行っているの?」
「まあ、紹介、クチコミとか、チラシ配付とかです。」
そのチラシが、上記の写真です。
場所は、住宅街のバス通りにメンしており、目の前には大学病院。
まあ、場所は悪くない。
続けて聞きました。
「他には?」
「女性向けの雑誌や、中高生向けの漫画などを置いています。」
「院内の雰囲気も、音楽をかけて、明るくしているんです。
施術の時は、照明の照度を落とすことも出来るんですよ!」
なるほど、確かに、内容も綺麗で、レイアウトも設備も工夫されています。
けれど、それは、1回目のお客様に、2回目来て頂くようにする為の作戦。
私がお聞きしたいのは、0回を1回にする為の取り組みです。
0を1にするアクションと
1を2にするアクションは、違います。
これを混同する店長・オーナーが非常に多い。
一般的な個人店の店長・オーナーが、やる0を1にする集客策は、
主には、チラシのポスティングやチラシ配りです。
ここも、チラシのポスティングは、200枚程度やったそうです。
「効果は、如何ほどですか?」
「チラシを見てきたという人は、一人もいません・・・」
これでは意味がありませんよね。
その時配付したチラシが、冒頭の写真です。
なるほど・・・
サービス業の中でも、接骨院や、歯医者さんは、かなりハードルの高い商売です。
新しく近所に出来て、便利になっても、飲食店と違い、気軽には行きにくいのです。
飲食店のターゲットは、毎日、お腹が減りますから、チャンスは大きいのです。
しかし、接骨院は、何も無ければ来てくれません。
ライバルも、かなり多いのです。
しかも、個人店では、さほど大きなお金もかけられません。
ここで必要なのが、相手軸視点です。
お客様・患者様が、何を基準に、接骨院を選ぶのか?
それがわからないと、対策が取れません。
彼に次の質問をしました?
この接骨院の前に来たひとが、ドアを開ける為に、「障害」になっているのは何ですか?
「う~ん。。。。」
ここから、3時間、彼との問いかけとアクションプラン作成への長きディスカッションが
始まるのでした。
続きは、次回!
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年09月05日
- 06:09
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