サービス力を高めると、客単価も上がっていく!
サービス力が高ければ高いほど、客単価が高くなります。
サービス力の差は、ひとり当たりの客単価で比較することが出来るのです。
つまり、客単価が高いほど、サービス力が高いと言う事です。
これは、ファーストフードと高級レストランとを比較して言っているのではありません。
同じブランドのチェーン店同志で比較して、と考えて下さい。
また、立地や客層の違いで比較しての話でもありません。
同じ条件でのお話しです。
サービス力が高いと言うことは、
お客様との会話が多い、と言うことです。
会話の中には、適時適切な「お薦め」も含まれます。
お客様にとって、サービス力のある店とは、
丁度良いタイミングで、
丁度良い追加オーダーを、
気持ちよくすることが出来る、
そう言うお店です。
ドリンクの追加オーダー
お料理の追加オーダー
そして、デザートの追加オーダー
たまには、お土産までも。
もちろん、単にお薦めされるだけでは、そう簡単に追加注文は取れません。
しかし、優秀なホール係を育てているお店は、全然違います
今、話しかけて良いのかどうか?
ちゃんとテーブルの空気を読んでいます。
お薦めのタイミングの悪い店は、食べ終わった食器を下げるタイミングも悪いのです。
お冷やのタイミングも悪いのです。
こう言うお店は、何かにつけて、お客様がイラッとします。
だから、追加オーダーをお薦めされても、イラッとします。
つい、追加オーダーをしたくなる。
気がついたら、追加オーダーをしている。
追加オーダー自体が、嬉しい。
そう言うタイミングがあります。
それが、タイミングの良いホール係を育てているお店です。
自分が、お薦めをしたい、のではありません。
お客様が、もう少し、何か食べたい
後1杯、ビールを飲みたい。
そう言うタイミングを、図ってお声がけをします。
それは、お客様の気持ち、お客様の立場、お客様の視点に立たないと解りません。
けれど、お客様をよ~く見ていれば、解るのです。
タイミングが悪いホール係は、「自分軸」のタイミングなのです。
タイミングの良いホール係は、「相手軸」のタイミングなのです。
こう言うお店に出会えると幸せです。
こう言うお店は、決して、飲み過ぎたり、食べ過ぎたりはしません。
だから、気分が良いのです。
だから、また来たくなるのです。
客単価も上がり、
来店頻度も上がる。
こう言うお店は、長く長く、お客様に愛され続けます。
こう言うホール係を育てることが出来たら、お店もお客様も幸せです。
キーワードは「相手軸」です。
サービスとは、「相手軸に立つ」ということです。
だから・・・
相手軸に立ったサービスをしているお店は、
自然と、客単価も高くなる、と言うことです。
追加オーダーのお薦めをしなければならない、ではなく、
もう少し何か食べたいな、もう1杯飲みたいな。
そう言う、お客様の気持ちがわかる「相手軸ホール係」を是非育てていきましょう!
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年09月25日
- 05:46
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