板橋の小さな接骨院開業奮戦記③
「失敗でした。ダメです・・・」
それが、院長の開口一番の言葉でした。
7月24日に開業して、2ヶ月。
1日の患者数平均3名。
もう心が折れそうになっています。
さて、その院長、私から見ると、集客の為の「やること」も「やれること」も全然やっていません。
開院前に、開ければこれくらいは行けるだろう・・と言う甘い考えで、開院し、開院後も「ほぼ」待ちの姿勢。
待ちの姿勢なのに、ただ落ち込むだけ・・・知識が無くても意欲があれば、何か具体的にもがきますが、どうもその意欲が欠けています。
初めての街で、敷居の高い接骨院を開院して、そう簡単にはいかないことくらい、誰でも解るはず。
でも、飲食店やブティックを開業する方と同様に、「売上希望」は、「いつのまにか売上見込み」となってしまっているのです。
この接骨院も同様です。
とは言え、落ち込んでいても「つぶれるだけ」です。
なので、まずは「目標の再確認」から、再スタートをすることにしました。
目標は、まずは「1年後に1日20名の患者さんが来院されるようになる」としました。
この目標に基づいて、現状分析を実施。
現在の、登録患者数(診察券発行数)、平均来院頻度を確認。
次に、この2ヶ月の行った認知拡大アクション(販売促進策ですね)の確認をしました。
※このあたりの情報は、個別情報なので掲載致しません。ご了承下さいませ。
最後は、どこに、なにを、どれだけ、行うのか?を決めるだけです。
現在の最も大きな問題点は、
①認知度が低い。
②敷居が高い。
この2つです。
まずは、これを改善することで、0を1にするアクションを取らねばなりません。
具体的な行動プランは、
①チラシのデザインを変更する→これは「敷居の高さ」対策
②チラシを店舗周辺半径200メートルの家々に配付する→これは「認知度向上」対策
③患者さんがいない時は、店頭に立って、通行人全員に挨拶をする
④地域活動の情報を収集する(自治会、子供会、祭り、少年野球、少年サッカーなどなど)
いずれにせよ、接骨院を必要としている人達の相手軸に立って、計画を立てて実行しなければ、心にまで届くことはありません。
これらの活動により、認知度を高め、敷居を低くしていくことを目論みます。
さて、そのまま落ち込み続けるか?
よし、もう一度顔晴るゾ!と奮起するか?
来週くらいにまた訪問してみることにいたしましょう。
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年09月27日
- 12:12
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