板橋の小さな接骨院に気づいて欲しいこと
流行っている接骨院って、何が要因になっているんだろう?
板橋の小さな接骨院を何とか助けたい、と思っても、接骨院経営の経験のない私に、的確なアドバイスが出来るんだろうか?
でも、私には、患者さん経験があります。
つまり、患者視点に立つことが出来るのです。
そう言う視点で考えてみました。
ます、私が患者として通っている、自宅近くの接骨院。
そこは、一日30~40人の患者さんが、一日中入れ替わり立ち替わりやってきます。
昨日のブログを読んで、友人からも情報が来ました。
彼が通っている接骨院も、通りから入った目立たない場所にもかかわらず、一日中、患者さんが絶えることがないそうです。
彼からのコメントを読み、それに自分の患者視点を加えてみると・・・
どうも、流行っている接骨院の共通点は、先生のコミュニケーションのようだと、思えてきました。
この2つの接骨院は、患者さんとの会話が絶えません。
それも、相手に合わせた会話です。芸能人の話題、プロ野球の話題、家族の話題、今日の晩ご飯・・・
そして、その会話の中に、体調の変化や、普段の体の使い方などの情報収集が、うまく入っています。
それもごく自然に。
なので、患者さんは、お医者さんでの問診のような、少し堅苦しい問診ではない、日常会話の中で、余計な会話も交えながら、本音で自分の状態や希望を伝えています。
お医者さんに行かずに、町の接骨院に来る理由は、これなのです。
だから、患者さん、特におばあちゃんは、痛くなくても(?)先生と会話をしたくて通うのです。
考えてみたら、私もそうでした。
接骨院は、ハードルが高いのですが、病院ほどではありません。
しょっちゅう通うには、身近な方が良いのです。
私が通う接骨院は、小中学生もたくさん来ます。
クラブ活動中での怪我の治療に来ているのです。
彼らに対する、先生の会話は、先生と言うよりも「アニキ」です。
生活態度や恋愛相談、友人との人間関係の相談・・・
治療中の私が吹き出してしまいそうな会話が、接骨院の中を飛び交っています。
時には、口答えする子供達を叱ったりしています。
これも、相手に合わせた、大切なコミュニケーションなんですね。
大きな病院ではなく、家の近所の毎日通える接骨院。
彼らには、身体のメンテナンスだけではなく、精神的な癒しも求められているのです。
さて、板橋の小さな接骨院。
院長には、そこが解っているのでしょうか?
私の町の憩いの場所。
目の前の大きな病院では、得ることの出来ない小さな癒し。
患者さん達の、希望、気持ち、想い・・・
「相手軸視点」を持ち、そこに気づくことがキーポイントのようですね。
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年09月28日
- 09:46
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