(目標設定)勝つための戦略を立てる②
昨日は、「自分の強みを知る」というテーマでした。
「自分の弱み」は捨てちゃいましょうね(笑)
さて、今日は、SWOT分析の続きです。
ステップ3「ポジティブな流れを読みチャンスを知る」と、
ステップ4「ネガティブな流れを読みピンチを知る」
これは、元々のSWOT分析では「周辺環境に於ける機会」「周辺環境に於ける脅威」
と言う意味で説明されていますが、ここでは、少しアレンジしています。
仕事にしろ、プライベートにしろ、「良い流れ」「悪い流れ」ってありますよね。
多分にこう言う物は、心理的な物で「ポジティブ」だと良い流れのように感じるし、
「ネガティブ」だと悪い流れのように感じる、とも言えますが、
「勝てる目標」「勝てるフィールド」という観点で見ると、
「強みを活かしやすい」状況は、「ポジティブな流れ」
「強みを活かしにくい」状況は、「ネガティブな流れ」
とも言えそうです。
この「流れ」というのは、ほとんどの場合「会社の目標」「経営者の好み・興味・関心」
と言う「流れ」のことを言います。
その根っこの要因は、社会環境や競合状況、業界動向によるものだったりしますが、
それ自体は、なかなか変え様はありません。
なので、そう言う状況が、経営者に与える影響を、社員はもろに受けて「目標設定」をし、それを達成させるための戦略を立てねばならないのです。
例えば、自分の強みが「サービス力」だったとします。
それに対して、会社の年間目標が「サービス力の向上」になると、
これは強みを生かせますから「良い流れ」ですよね。
逆に、自分の強みが「サービス力」なのに、会社の方針が「キッチン作業の効率向上」
になると、「悪い流れ」ですね・・・
もちろんの、これも捉え方ではありますが、「良い流れ」の方が、
そのまま強みを生かせる場合は、「勝てるフィールド」は探しやすいですね。
なので、自分の「勝てるフィールド」に会社の流れが近づいて来たら、チャンス!なのです。
それを「戦うフィールドにして、目標達成に向けて戦う方法を考える」のです。
問題は、「ネガティブな流れでピンチ!」な時です。
先ほどの例のように、自分はキッチンが苦手なのに、会社の目標が、
キッチン作業の効率向上になった場合です。
もしも、あまりに苦手で、苦痛を感じるのならば、この目標は、
足を引っ張らない程度に「捨てましょう」(笑)
楽しめないような目標に全力を尽くすのは、「勝てる目標」の足までも引っ張ります。
なので、こう言う目標は、マイナスにならない程度に、捨てるのです。
ほどほどに取り組むのです。
ただ、会社の中にいると、そうも行かない時がありますよね。
明日は、そう言う流れの時の戦略の立て方をお話ししましょう。
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年10月08日
- 07:14
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