「今回の結果は、全て、全て私の不徳の致す所でございます」
ここ数日、この台詞を何十回聞いたでしょうか(笑)
と言うか、毎回選挙の時に、落選が決まった人の決まり文句ですね。
不徳・・・身に徳の備わっていないこと。
まあ、政治とか選挙はともかくとして、
本当の意味で、自らの徳の有無を振り返るのは良いことな気がします。
特にリーダーという立場で考えると、この「徳」ってとても大切なんだと思うのです。
かつて、後藤田元官房長官が「選挙は、受かれば他人のおかげ。負ければ自分の責任」
と言われたそうです。
今回の民主党は惨敗後、首相のせいにして批判をしていた元議員や閣僚がいましたが、
こういう人は落ちてしかるべきなんでしょうね。
リーダーも同じですね。
成功したり、成果が出たりした時は、周りのおかげ。
失敗したり、上手くいかない時は、自分の責任、
とキッパリ言い切って普段から行動発言をしている人には、
どんな時でも人は付いていくんでしょう。
逆に、上手くいかなかった時に、騒いだり、ぼやいたり、怒鳴ったりしているリーダーからは、
少しずつ人が離れていくんでしょうね。
相手軸的に見ても同じですね。
思い通りに行かなかった時のイライラ感をどういう風に表現するか、
どういう風に自己消化するかで、その人の相手軸度が見えて来るものですね。
上手く消化出来ない人は、イライラ感を消化不良のまま外にはき出します。
はき出したイライラ感は、周りの人にぶつけられます。
そう言う人は、そう言うときの周りの人の気持ちがわからない。
周りがどれだけ気分を悪くしたり、ドキドキしたり、不安になったり、怖くなっても
それに気がつかない。
「今回の結果は、全て、全て私の不徳の致す所でございます」
心の底から、そう思って、再起動が出来ているのならば、
まだまだ、復活のチャンスはありそうですね。
よし！
何か上手くいかない時。
嫌な事があった時。
それは、誰のせいでもない、自分の不徳の致す所なんだ・・・
と、思うようにするぞ！
そう言う決心をしたわたくしでございました！
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