「相手軸な叱り方」㉕逆切れされない叱り方
「そんなに言うなら、あんたがやって見ろよ!!」
叱っていると、こんな風に逆ギレされることがあります。
この原因は、もちろん叱り方の問題。
こういう負に逆ギレされるのは、多くの場合、
①人前で恥をかかされたとき
②相手のプライドを傷つけたとき
③相手をとことん追い詰めたとき
④感情的に叱ったとき
こう言う時に、相手は逆ギレします。
①と②は同じ時がありますけどね。
何度も言いますが、逆ギレをされるのは、叱り方が悪かったからです。
叱りたい、注意したい重要事項が、本当にちゃんと相手に伝わっていたら、逆ギレなどされません。
しかし、相手に恥をかかせ、上から目線で偉そうに言われたりすると、カチーーーンときます。
こうなると子供でなくても、すねちゃいます(笑)
ある会議でこんな事がありました。
ある役員が営業報告をし始めたときです。
その役員の部下のある部長が、「それは違います。こういう風に言って下さい。そう言う言い方だと誤解して伝わります・・・」と、他の役員の前で公然とフォロー(と言うかヘルプというか・・・)をし始めたのです。
当然、この役員は赤っ恥です。ついに我慢出来なくなって切れちゃいました。
「だったらお前がやれ!」
会場はシーン・・・運が良かったのは、この会議には、社長は出ていなかったんですね。
まあ、社長がいたら、部長も役員も同じようなことはしなかったからかも知れませんが、周りで見ていてこちらが恥ずかしくなるような、お子様なやりとりでした。
このケースでは、部下が叱ると言うよりも、親切でフォローをしたんでしょうが、空気が読めなかったんですね。
上司が部下を同じような状況に陥れることがあります。
会議などの大勢の前で、詰めまくるのです。
このケースの場合は、逆ギレはほとんどありませんが。。。恨まれます(笑)
いずれにせよ、その内容が正しい内容のフォローだとしても、相手を大勢の前で恥をかかせるのは、叱り方・注意の仕方としては最低です。
きっとこの部下は上司のことを舐めていたんでしょうね。
たとえ、実際にリスペクトをしていなくても、相手に恥をかかせるのは、コミュニケーションとしては最低です。
相手の立場、プライド、考えを尊重してフォローをするように致しましょう。
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2013年01月22日
- 06:10
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