「相手軸な人」㉚拙著についてご紹介頂きました(その7)
「最初に「競合店に負けない店には、本気で相手(お客様、従業員)の立場に立つことができる店長がいる」という表紙帯のコメントを見た時、私は違和感を覚えました。」
「「お客様の立場と従業員の立場は対立が多い。両者を取り持つ店長が必要だと言う事であれば、顧客第一でも従業員思考重視でもない中途半端な店になるのではないか」と。しかし読み進めるうちに著者の主張が理解出来たのです。」
これは、静岡県三島市を中心に活躍をされている社会保険労務士の蛭海直隆さんのブログに書かれた、拙著「『競合店に負けない店長』がしているシンプルな習慣」のご感想です。
そうなんです。お客様と従業員とどっちが大切?なんて考えていると、逆に中途半端になります。これは、家庭と仕事とどっちが大事?という良く世間で聞こえてくる天秤で計るような質問と同じです。どっちも大切なのです。どちらかを選ぼうとするから、かえっておかしくなるのです。店長は、お客様のために従業員を大切にします。従業員は「お客様が満足することで自分の満足度が上がる」様になれば良いのです。
その為には、決して「迎合」であってはいけないのです。
ブログを書かれている蛭海さんは、社会保険労務士。日頃から会社と従業員の間に発生する数々の問題の解決に取り組まれているのでしょう。私の主張をとても深く掘り下げ、私の気持ちになって読んで下さっています。ありがとうございます。
経営者と従業員とお客様の間は、難しい関係であっては行けません。誰かが自分軸だけで考えると、この三角関係のバランスは簡単に崩れます。お互いに「相手軸」で考えるからこそ、最高の店が出来るのです。
著書の中には書いていませんが、私は「お客様」が、相手軸に立てば、もっと素晴らしい店がどんどん生まれると思っています。このテーマについては、また別の機会に書きたいと思います。
蛭海さんのブログは、最後に「経営者にとって『どの様な店長を育てればいいのか』という視点からも、興味深く同感しつつ読むことの出来る1冊です」とまとめて下さっています。
本当に著者冥利に尽きるコメントをしていただいたことに、心から感謝申し上げます。
蛭海さん、ありがとうございました。
この本を、ひとりでも多くの店長や経営者の方の読んでいただき、「本気で相手の立場に立つ」ことの大切さを広げていきたいと思います。今後共、宜しくお願い致します。ありがとうございました。
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2013年04月14日
- 10:52
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