新人店長は「そのうち」ではなく「この日」で約束をしよう
「いつか会いましょう」
「そのうち会いましょう」
「今度会いましょう」
「○月○日に会いましょう」
さて、実際に会うことが出来るのは、どれでしょうか?
経験上、「いつか」と「そのうち」は、なかなか再会のチャンスが訪れません。
だって、「いつか」と「そのうち」はほぼ社交辞令ですからね。
「今度」は、やや微妙ですね。会えるときもあります。
必ず相手に会いたいのならば、具体的に「○月○日」と指定するか、「このイベントが終わったら」と、日にちは指定していないけれど、ほぼほぼ、日程が見えてくる様な言い方をしないと会えないのが、この「ご縁」の決まり事のようです。
まあ、最近はfacebookと言う便利な仕組みがあるので、お互いが繋がっていたら「今度会いましょう」レベルでも「この日に会いませんか?」と連絡をすることがしやすいとは思います。それでも、「いつか」とか「そのうち」と言って別れた相手とはなかなか会うことが出来ないのです。
店長という立場も、見聞を広げたり、人脈を広げるために、異業種交流会やセミナー、展示会などに出かけて行ったりすることがあると思います。そう言う機会が無くても、何かの拍子で初めてのひとと挨拶を交わすことがあるでしょう。そう言うひとの中で、「あ、この人ともう一度会いたいな。」「この人からまた話を聴きたいな。」と思ったときには、相手が「いつか」「そのうち」と社交辞令で「会いましょう」と言ってくれても、それを確実に再会に繋げる事が出来るように、約束をより具体化しちゃいましょう。そうしないと、もう二度と会えるチャンスが無いかも知れないのですよ!
「じゃあまた、そのうちメシでも食べに行きましょう。」
「ありがとうございます。では、4月の第1週など、ご予定は如何ですか?」
・・・これが一番積極的な具体化です。相手はビックリするでしょうけどね。
「ありがとうございます。では、2,3日以内にご挨拶のメールを送らせて頂きます。その際に、お食事が可能な日程につきましてお伺いさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
これが、やや控えめですが、今日明日中に具体化できる方法です。これだと、笑いながら「いいですよ。お待ちしています。」と言ってくれるでしょう。
別れた後に、メールや手紙でアポイントメントをお願いすることも良いのですが、目の前にいるときに、アポイントメントのお願いか予告をしておけば、あなたのメールは大切に扱われることでしょう。
私は、サラリーマンの時は、この「具体的に次回お会いする日をお約束する」事がほとんど出来ませんでした。しかし、独立してからは、そんなことを言っていたら大切なご縁に気がつかなくなってしまいます。それは仕事の展開にも影響するのです。なので、いつもではありませんが、「なんだかすぐにもう一度会いたいな」と思うときは、出来るだけその場でお約束をするようにしています。
今、思えば、サラリーマン時代の32年間でも、これをもっと積極的にやっていれば、もっと多くの方と仲良くなれたんだろうな、とちょっと残念に思っています。
あなたが、もしも「また会いたいな」と思うひとに「そのうち」「いつか」と言われたら、是非とも、その社交辞令にひるまずに「じゃあ、この日に会えませんか?」と言ってみましょう。きっと、面白いことに繋がって行きますよ!!
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2014年03月30日
- 07:24
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