そうだ「お店の健康診断」をしよう:その58お客様の来店きっかけを具体的に把握しよう
第6章:プロモーションの健康状態を調べよう
⑩お客様の来店の「きっかけ」を具体的に把握しよう
「お客様、本日はご来店、ありがとうございました。おくつろぎのところ大変恐縮なのですが、1分だけアンケートにお答えいただけませんでしょうか?」
自分達の店の売上を上げたいと思っている店はたくさんあります。
でも、どうやったら売上げが上がるのか分かっていない店長が多いのが現実なのです。
なのに、そう言う店長が、何も考えないで告知・広告をするから「空振り」するのです。
それは、自分軸に立って「お客様」を考えているからです。
お客様は「店長と同じ考え」ではありません。店長が「自分ならばどうするか?」と考えることは大切ですが、それはあくまでも「相手軸」の初級レベルです。
中級、上級レベルになると、自分の「思い込み」ではなく、相手の気持ちをより正確に知ろうとします。その方が「空振り」をしなくなるからです。
では、中級上級者はどうやってお客様の気持ちを知るのでしょうか?
簡単です。
『お客様に直接伺う』のです。ただそれだけです。
売上が伸びるのは、お客様がたくさん来るからです。
そのお客様は、何かの「きっかけ」があって、「動機」が発生し、「決め手」に背中を押されて来店されます。
なので、何はともあれ「きっかけ」を知らないといけません。この「きっかけ」を知らないままに告知・広告を行うから「空振り」が起きてしまうのです。
どこの誰にどういう方法で告知をしたら良いのかが分からないのに、それを自分の思い込みで決めてしまうからはずれてしまうのです。
お客様に「何がきっかけでこの店にことを知りましたか?」と伺えば良いのです。
「お友達の紹介」
「ネットで検索した」
「クーポンアプリが教えてくれた」
「フリーマガジンを見ていたら載っていた」
「街をぶらぶらしていたら見つけた」
あなたの店のお客様が、「どういうきっかけで店の存在を知ったのか」を正確に知ることが出来ると、どこで告知・広告をすれば良いのかがわかります。
また、逆に「どこで」の「どのような」告知・広告の効果が薄いのかについても良くわかるのです。
あるポイントでの告知効果が高いのならば、何に心引かれたのかを伺えば良いのです。
またあるポイントでの告知効果が薄いのならば、場所か内容をもう一度見直す必要があるのです。
効果の無い物にお金をかけるのではなく、効果があるものにお金をかけましょう。
効果があるものを分析したら、効果の無い物のない理由も見えてきます。
告知を行う「場所」「時間」「媒体」「内容」・・・「ターゲット」・・・考えなくてはならない点は限られています。
どこの誰向けのどういう告知に効果があるのかを「具体的」に知るには、お客様にお伺いするのが一番です。
配布場所、時間、媒体、内容、そしてターゲット・・・あなたの店にもっともマッチングするものにもっと力を入れていきましょう。
それに気がついている店は、少ないコストで高い効果を得ています。
気がついている店はね・・・
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2014年10月15日
- 09:36
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