ああ~もったいない・・・何と読めば良いのか良くわからない名前の店
「このアグネスビーってイイ感じだね~」
しばらく沈黙の後、横にいた私の妻は大爆笑・・・・
私が「アグネスビー」と呼んだそのブランド名は、agnes b.
正しくは「アニエスベー」と読むらしいのです・・・・
知るか!そんな読み方!
いやあ~それにしても、読みにくい名前のブランドって多いですよね。
それは、ファッション、アパレルだけではありません。
スイーツやカフェ、レストランも同じです。
TROISGROS ・・・・なかなかトロワグロって読めません・・・
HENRI CHAPRPENTIER・・・・アンリと言うよりもヘンリと呼んでしまうな~
JUCHHEIM・・・ユーハイムなら知っていますよ。カタカナのユーハイムならね~
そのブランドのファンであったり、その業界の方ならば別に違和感なく普通に読めるのでしょう。
けれど、英語読みやローマ字読みになれてしまっている一般人にとっては、イタリア語、スペイン語、フランス語は、簡単には読めません。
もちろん、そのブランドが一般の言葉のように浸透していれば別ですが、外国語をそのまま使うのは、「ブランドの浸透」という大切なマーケティングのプロセスとしては、ちょっとどうかな?と思ってしまうのです。
かつて、日本マクドナルドの創業者である藤田田氏は、アメリカのマクドナルドを日本に進出させるときに、アメリカの読み方である「マックダーナルズ」ではなく、McDonald’sを「マクドナルド」とローマ字読みに変換さるせることにこだわりました。
彼のこだわりは、さらにその名前の後に「何屋」かがわかるようにと、全ての看板に「ハンバーガー」をつけさせたのです。そして、その徹底したこだわりは、彼が引退をするまで続いたのです。
あの赤い下地に白い文字で「マクドナルドハンバーガー」と看板があったからこそ、今や誰もが知っている超有名ブランドになったんだと思うのです。
巨大チェーンであったり、テレビCFをガンガン流して世間一般に知れ渡るような広告宣伝をしたりしているブランドならば、別に読みにくい外国名であっても、それはもう普通名詞になってしまうでしょう。
しかし、そうではない店が、外国語の読みにくい看板を付けても、その名前は覚えられません。
名前を覚えられない・・・それでも繁盛している店はありますが、誰もが間違わずに普通に読むことが出来るのであれば、もっと繁盛すると思うのです。
最近では、美容室も同じ状況ですね。
ホットペッパービューを見ると、大変のお店が、アルファベットの店名の横に【 】を付けて、カタカナで店名を入れています。それくらい読みにくいことは自覚しているんでしょうね。でも、そう言う店でもお店の看板を見るとカタカナ表記の店はありません。
オシャレでカッコイイ店名やアルファベット表記にこだわるか、読みやすく記憶しやすい店名表記にこだわるか。
なかなか難しい判断だとは思いますが、数あるライバル店の中で自分達を選んでもらおうと考えるときに、同じようなやり方をやっていては勝てないのです。
ココに少しだけでも工夫が欲しいですね。
まあ、別にわたしは、読みにくい名前のお店のお客様ではないし、アグネスビーでお買い物するわけではないから良いんですけどね・・・・
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2015年01月14日
- 06:32
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