おお~いいね!・・・大盛にするかどうか迷っていると笑顔で背中を押してくれるスタッフ
「無料で大盛に出来ますがいかがなさいますか?」
「う~ん、どうしようかな~食べ過ぎるかな~」
「いやいや、うちの普通サイズは女性向けですのでけっこう小さめですよ。今日はガツンと行きましょう!」
「よし!じゃあ、大盛で!」
「はい!大盛1ちょう、いただきましたあああ~」
大盛にしようかどうかと迷っていた私に、ドドンと背中を押してくれた元気の良いお兄さん!
いやあ~見事にやられてしまいました~
この店は、去年吉祥寺駅の南口近くにオープンした、チャーハン炒王。
オープン当初はさほど行列は出来ていませんでしたが、テレビで紹介されてからは、連日の大盛況。
炒飯という若干軽い食事イメージを払拭するようなガツンとしたファサードで若者を中心に大繁盛しています。
この店が繁盛しているのは、駅に近い好立地という点、「肉あんかけチャーハン」という新しいジャンルのチャーハンが珍しいと言う点、そして、それをテレビで紹介されたという、「立地」「商品」「販促」の3つがドンと突き抜けたことが要因なのですが、この日利用して、もうひとつ、接客のうまさ、戦略の徹底性もその要因としてあるんだなと言うことがわかりました。
この店が「なかなかやるな~」というのは、この「大盛無料」という点を、きちんと積極的にお客様に伝えていると言う点です。
これは、お店のガツンとしたファサードイメージに釣られて入ってきた男性客が、もしも「大盛」を頼まないまま、「普通盛」で食事を終え、「なんだか物足りないあ~」という印象を与えないための工夫なのでしょう。
「物足りない」と思われては、せっかく来て頂いたお客様の期待感を裏切ることになってしまいますからね。
いくら店頭や券売機で「大盛無料」と告知していても気がつかないお客様もいます。
それをそのままスルーせずに、しっかりとカウンターで再確認するところが偉いのです。
さらに、迷っていると「大盛」の方を積極的におすすめしているところが、素晴らしいのです。
小さな事かも知れませんが、これを徹底していない「大盛無料」のお店がけっこう多いんですよね。
そんな店って、なんだか、大盛を注文されると食材費がもったいないと思っているようなケチ臭い空気を感じてしまうのです。
こう言う店は、せっかくの「大盛無料」という販促策が活きて来ません。
積極的におすすめしないのならば「大盛無料」とか「食べ放題」とか「おかわり自由」とか言うな!
と声を大にして言いたいのです!
その点、この店ではスタッフが、食券を受け取ったときに、きちんと確認し、迷っている私にも「大盛」の方をおすすめするのですから、やることが徹底しています。
だから流行るんですね。
ん?ところで、この店って「女性向けでサイズが小さい」って言っていたような気が・・・
この店って女性向けなのか?
いやいや、ガツン系だろ?全然そんな風には見えないぞ・・・
と思ったのですが・・・
でも、よくよく客席を見ると意外と女性が多いのです。
うむむ、テレビで紹介されたからと行って、こんなに女性がたくさん来るには何か秘密があるな?
では、その秘密については・・・また明日。
※チャーハン炒王の公式ホームページはこちら
http://frj-inc.com/
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2015年03月08日
- 11:46
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