「はい、では、この22番の番号札をお持ちになって、ソファにお掛けになってお待ち下さいませ」
ここは郵便局の武蔵野本局。
私は、郵便局に３つある窓口のひとつ「ゆうちょ」に用事があってこの本局を訪ねていました。
そして、窓の方に、必要な書類を預けた私に渡されたのが、冒頭の写真の「パウチされたA4のシート」だったのです。
「で、でかい番号札だな・・・」
私は、その大きさにちょっとビックリしました。
さて、受け取ったときは、大きいな～と思っただけだったのですが、ソファにドカッと腰掛けてから、改めてそのシートを見ると、それは番号札を利用した、「ゆうちょカードローンの案内」でした。
しかも、パンフレットを切り貼りしてパウチをしただけの手作り番号札だったのです。
呼び出し用の番号札って、銀行によって色々とデザインは違いますが、基本は5cm×15cmくらいのプラスチックかアクリルの板ですよね。それに番号が書かれているのが一般的です。
私は、長年、番号札ってそう言う物だと思っていました。
しかし、この武蔵野郵便局の番号札は、手作りの商品告知兼用の番号札だったのです。
すごいですよね！
「へえ～こう言うことやるんだね～」
郵便局が民営化されて、銀行や保険会社との競争がより一層激しくなりました。
そのため、各地の郵便局の人達は色々と工夫をし始めています。
昔のなんだかお役所的な雰囲気があった郵便局時代と今とは、雰囲気が全然違ってきています。
もっとサービス力を高めて、もっとお客様満足度を高めていこう努力されているのです。
そう言うCS意識向上とともに、民間企業としてとても大切な「売上」もしっかりと意識をしていることが、この手作りパンフ兼番号札から見て取れるのです。
素晴らしい！
まだまだ色々言われる郵便局ではありますが、現場の人達はこうやって一歩一歩意識を高めて行っているんですね。
なかなかやりますね。
郵便局の皆さん！
顔晴れ～！
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