「相手軸な物語人」③拙著の読書感想を頂きました(その18)
「物語ファミリーの皆様。
GW営業、お疲れ様でございます。営業企画部の廣瀬です。」
このような書き出しで、全店に社内メールを送られたのは、「『競合店に負けない店長』がしているシンプルな習慣」を330冊もお買い上げいただき、「物語人必読の書」として全店長の配付していただいた、物語コーポレーションの元気な幹部です。
彼とは、昨年秋にこの会社を訪問させていただいた時に、同行訪店をしていただきました。その時の印象は、「なんて元気で真摯な人なんだ。こんな人材がいる物語コーポレーション、恐るべし!」でした。いや、お世辞抜きにまっすぐなのです。朝から晩まで24時間現場のことを考え、お客様のことを考え続けている、そう言う方です。
その彼が、「『競合店に負けない店長』がしているシンプルな習慣」が店舗の配布された頃を見計らって、全店メールを送られたのです。
メールは下記のように続きます。(実は非常に長いメールですので、今日は半分だけに致します(笑))
皆様のお手元にも届いている表題の本に関しまして、先日、焼肉きんぐのH店長からも発信がありましたが、店長の率直な感想と自分自身がこうなりたいという謙虚な姿勢に感銘を受けた事と私自信もこの本を読み沢山の学びを得られましたので、全員発信させて頂きます。
読後の所感としては、
「自分が店長時代にこの本と出会えてたらもう少し違ってたのかなぁ。。。 でも、36歳の今の自分だからこそ共感出来たのかも。だったら、今この時から○○を変えてみよう!」というのが素直な感想です。
ちなみに、早速アラーム設定しました(読んだ方は分ります)
私個人としてこの頂いた本を要約して皆様に披露出来るほどの能力はありませんので、大きく2つ、自分自身の琴線に触れた部分・感銘を受けた部分がありますので・・・
・『相手は、自分とは違う』
⇒物凄くハッとさせられる部分でした。
当たり前、常識とも言われかねませんが、いざ自分自身の言行を振り返ってみると・・・。ちょっと自信がないです。相手を受け入れるという土台が無いと何も出来なかったし、思い出したくない店長時代の失敗体験を思い出しちゃいました!しかし、10年前のそれを今の自分が振り返ってみる事で、今の自分にフィードバックさせる事が出来ればと前向きに捉える事が出来ました。
・『店長にとっては、スタッフもお客様』
⇒この言葉も物凄い考えさせられました。
自分自身もお好みAM時代、この言葉を使っていましたし、エリア戦略の一つとして置いていました。自分を中心に周囲を見ると、「お店を利用してくださるお客様」「お店の社員」「お店のパートナー」「お取引様」「物語Co」という存在があって、それら全てが私にとっての顧客であると考えています。
それぞれの顧客が私に求めているモノは違っているわけで、
それぞれの顧客が欲しているものを提供しなければならないと考えていました。
ただ、改めてその当時を振り返って見ると、顧客の声を聞いてはいたものの、『聴いていたか?』と問われるとNOと答えざるを得ないと反省しています。特に「お店の社員」という顧客に対してAMである私は、業績会議や毎月の臨店、2番手会議、3rd研修などにおいて話を聞いたりしていましたが、こちらの想いを伝える・思想を伝える事ばかりになってしまっていたと反省しました。
それはそれで当時は重要な事でしたし、それによって新たな成果も生まれていたので、後悔なんて全くしていませんけど、でも、聴いていなかったですね。その多くが自分軸にあったと思います。
もちろん当時のチームの皆は自分の成長を願っていたと思います。ただ、彼・彼女たち自身が本当に身に付けたい能力だと自覚・理解していたか?それを私が気付かせてあげる事が出来ていたか?と問われると疑問が残ります。この前提となる部分をやる事そのものが重要なのであり、それをやる為に「相手軸思考」というこの本の主題に行き着くわけです。
※次号に続く(by松下)
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2013年05月17日
- 06:09
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