新人店長は「人の真似」をしてはいけない
「このような素晴らしい成功事例があります。皆さんも是非ともこのやり方を参考にして成果を上げて下さい!大いに期待しております!」
よく人の成功事例を真似して早く効果的に成果を出そう!と上司は言います。経営者も社員達に出来るだけ早く少ない経費で無駄なことはしないで成果を上げて欲しいと思っています。まあ、そりゃあそうでしょう。でも、新人店長がそんなことをしてはいけません。
人の成功はあくまで人の成功。あなたが同じ方法で成果を上げることは出来ません。真似をしても上手く行くはずが無いのです。だってその人が上手く言って成功し成果を上げるまでには、多くの苦労があったのですよ。また、失敗もあったのです。その積み重ねの上で今の成功があるのです。それを、ほんの少し成功事例を聴いてすぐに出来るはずはないのです。
でも、その成功事例を、指をくわえて見ていたり、うらやましがったりしていても、もちろん何の意味もありません。それ以上の成果を出せるように行動しないと、いつまで経ってもあなたに成果を出すことは出来ません。
では、どうすれば良いのか、と言うと・・・・
「あの人のあの方法はとても素晴らしい。でも、自分ならばこうするな。ここをこういう風に工夫すれば、もっと良くなりそうだ。ただ、今の自分には、ここの部分が未だ不足している。まずはこの不足部分を解決させよう。そして、その上で『あの人の方法+自分の考え』にトライしてみよう!」
と考えるのです。ただの真似では無くオリジナリティを加えるのです!
上司や経営者が、成功事例を紹介するときにいつも欠けているのは、この「オリジナリティを加える点」です。彼らは早く無駄なく成果を上げて欲しいがために焦ってしまい、「事例を参考にする方法」の説明を怠っているのです。成功事例を紹介する人は、どんなに細かく説明しようとも、その全てを完璧に公開し解説することは出来ません。隠そうという意図があろうと無かろうと、経験を全て伝えるのは無理なのです。もちろん、成功事例は、参考に出来るものばかりです。だからどんどんと参考にすれば良いのです。しかし、それは成功法則全てが表現されているとは限らないのです。
だから、「自分ならこうするぞ!」と言う意識が必要なのです。そう言う意識で成功事例を研究すると、不足しているところが見えてきます。人の成功事例を参考にして成果を出している人は、それを見つけることが出来、その不足部分をカバーする方法、もしくは別の方法を見つけたから上手く言っているのです。
だから、、、、、「真似をしてはいけない」のです。
だから、、、、、「参考にして工夫して自分のオリジナルにする」と成功するのです。
ビジネス書でも、ビジネスセミナーを読んだり聴いたりした後も同じです。
是非とも、「自分ならこうする」と考えて、「よし、ここを工夫してトライしてみよう!」と言う気持ちで、チャレンジしてみて下さい!きっと変化が生まれ始めますよ!
まあ、別に新人店長で無くても同じですけどね~
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2013年11月04日
- 06:29
- コメント(1)
この記事へのコメント
【真似をしてはいけない、参考にして工夫して自分のオリジナルにする】
そうだ!!
人の真似(猿まね)ばかりするか or 独自性のみに特化して、,,
失敗ばかりして悩んでいましたから、助かりました。
守破離という言葉も、忠実に人の真似をするなんて思ってました。
ありがとうございました。
ではでは
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