店長のための観る聴く問う講座:9つのスキル「コミュニケーションスキルを高めよう」その3
「ここまでレクチャーしてきた、10個ほどの『店長のための観る聴く問う講座』だけど、これってどうすれば、自然と身につくまでやり続けることが出来ると思う?」
出来る店長は、若き店長にレクチャーしてきたコミュニケーションスキルの継続方法について問いかけました。
「今は、ほとんどが出来ていないスキルですから、いつも意識しながらやり続けないと身には付きませんよね」
「そうだね。習慣にならないと『敬意と信頼』は得られないかもね」
「『習慣』ですか・・・厳しいなあ~はあ~」
ため息をつく若き店長を見ながら、出来る店長はホワイトボードに「習慣化のコツ」を書き始めました。
1)宣言する
2)応援してもらう
3)お小言を言ってくれる人をそばに置く
4)アラームタイマーをセットする
5)紙に書いて貼り出す
6)アプリケーションを使う
7)コーチを雇う
8)チームで一緒に行う
「僕がやっている『習慣化のコツ』は、これくらいかな。まあ、歯を磨くみたいに毎日やらないと気持ちが悪くなるまでは『習慣』とは言えないけどね」
「うわ~先輩はこれ全部やっているんですか?」
「やっているよ。特に1の『宣言する』は、最初にすることがポイントだね」
「それはかなりのプレッシャーですね。少し出来る様になってから言うのではダメですか?」
「ダメ!!実は、僕も最初は、『出来る様になってから周りに言えば良いかな~』って、思っていたんだけれど、それが出来るのなら最初から簡単に習慣化できるからね。僕は、それが出来なかったから困っていたんだ」
「うう~僕もなかなか習慣化が出来ません・・・」
「ならば、最初のハードルを勢いで越えるしか無いね(笑)」
「ですね・・・」
「最初に『宣言する』と、良いことがあるんだよ」
「え?それは何ですか?」
「応援してくれる人が現れるんだ」
「スタッフが・・・ですか?」
「スタッフの中には、ちゃんと心得てくれる人がいるもんなんだ」
「僕の店のスタッフは、『お小言』を言う主婦のスタッフはいますけどね・・・」
「あ、それはラッキーだね。『お小言』を言ってくれる人は、『応援』してくれる人よりも、自分のことをしっかり見ていてくれるんだよ」
「ええ~そうなんですかね?」
「うん。僕の経験上間違いないね。『お小言』を言ってくれるスタッフは、かなり店長のことを気にしてくれているんだ。ありがたいよ。うっとうしく思わずに、愛情だと理解しなきゃね」
「わかりました!他の習慣化は、どんな風にやるんですか?」
その続きはまた明日!
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2015年09月09日
- 08:36
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